絶品シロサバフグの刺身 毒サバフグに注意 魚貝 2018年04月26日 網引きでサバフグが3匹かかっていたが、捨てると言うのでもらってきた。 キタマクラも数匹いたが流石に捨ててきた。 キタマクラはその名の通り、毒性が強く食べると北枕になってしまう(死んでしまう)らしい。 さてこのサバフグですが以前にもブログで書いていますが、非常にグレーな食材です。 フグでも全く無毒なフグであるシロサバフグは昔から食べられてきました。 よくスーパーなんかでもフグの一夜干し売ってますが、それはシロサバフグと思われます。 伊豆の防波堤でもシロサバフグが釣れてしまうことがあるのですが、捨てようとすると地元のお年寄りなんかは捨てるならくれっ!と言われたことがあります。 どうやって食べるのかと聞くと刺身にしたり一夜干しにしたりすると言ってました。 と言う訳でシロサバフグは無毒で食えるんです。 しかし、まず一つ目の問題としてフグは素人がさばいてはいけないんです。 トラフグだろうとサバフグだろうと。 フグの調理免許が必要なのですが、海沿いのサバフグを食べてるお年寄りがそんな物を持ってるとは思えません。 シロサバフグはどこの部位も無毒なので大丈夫なのですが自己責任で食べていると言った所でしょうか。 そして本当に気を付けないといけないグレーな食材の理由にシロサバフグに似た毒サバフグと言うものが存在すると言う事。 こちらは名前の通り毒をもっているので非常に危険です。 そもそも毒サバフグは南の方(沖縄とか?)にいたけど伊豆あたりには昔はいなかったそうです。 温暖化の影響でしょうか、南伊豆あたりで発見されたとか・・・・・。 そんな噂もあるので私の釣りする駿河湾にもいるかもしれません。 素人には見分けが難しいとの事なのでサバフグは食べないのが無難でしょう。 しかし、一番の問題はこのグレーな食材、美味いんです。しかも相当に!! どうしても食いたいほどに。 なので、ちゃんと見分けたうえで自己責任で食べましょう。 尻尾の形が見分けのポイントの一つ。 そして背中の頭の上の小さなとげが、毒サバフグは背びれまで達してるとの事。 私はそれでもシロサバフグを食べてるのですが、それは見分けに自信があるからです。 とはいえ、実は毒サバフグの実物を私は見たことがありません。 でも、ネットで調べる限り、これは絶対見分け着くだろうと思います。 例えばソウダガツオには丸ソウダと平ソウダがいますが、素人には見分けがつきません。 釣り人でも見分け出来ない人が結構います。 でも、ちゃんとわかればパッと見でもわかります。 私の場合は釣って、水面から上げる前に魚体を見て丸ソウダか平ソウダか見分けがつきます。 なので毒サバフグとシロサバフグの違いはどう見てもわかるだろって感じです。 でも最近はハイブリッドな魚もいて、見た目は丸ソウダ、中身は平ソウダなんてのもいます。 見た目はシロサバフグ、中身は毒サバフグなんてのが出てきたら一環の終わりですね。 このブログが更新されなくなったら毒サバフグにやられたと思ってください。 前置きが長くなりましたが、危険を伴うかもしれないので食べない方がいいのと、食べる時は自己責任でお願いします。 さて、このシロサバフグですがお刺身ははっきり言って激ウマです。 これ食ってれば別に普通のフグを高い金払って食べに行かなくてもいいかなって思えます。 まずヒレと尻尾を切り落とします。 これは後で干してひれ酒の材料とします。 頭を落として内臓を出します。 そして皮を剥いでいきます。 皮はカワハギのように手できれいに向けます。 スルスル剥けてきます。 はい、真っ裸になりました。 三枚におろします。 そして内臓部分の黒っぽい皮も手で剥ぎます。 三匹分です。 鶏のささ身みたいに見えます。 これをお刺身にして出来上がり。 写真のお刺身は薄造りにしたものですが、今回は三匹いるので切り方を変えてみました。 一匹は薄造り、一匹は厚めに切ってみました。 もう一匹はぶつ切りにしました。 切り方で味が変わるかな? ここからは写真を撮り忘れて食べてしまいましたが、はっきり言って激ウマです。 切り方は歯ごたえのある魚なので薄造りが定番です。 切り方で美味しかった順に、厚切り、薄切り、ぶつ切りの順番です。 薄造りと厚切りはそぎ切りするので舌に触る面積が大きいのかねっとりとした口触りと甘みを感じます。 ぶつ切りも歯ごたえもよく美味しいのですが旨味が足りない。 どちらの良い所も併せ持ってる厚切りが一番美味しかったです。 ちなみにヒレとあらと、皮ですが干しました。 皮は干してサビキづくりの材料にします。 ヒレ&あらはひれ酒、骨酒にします。 今日も美味しくいただきました。 【送料無料】まとめ買いでお得!ふぐみがき(しろさばふぐ)【1kg】山口県 山口 下関 ふぐ みがき 身欠き [0回]PR