釣りたてならお刺身でも大丈夫 小鯖のお刺身 魚貝 2018年06月21日 釣ってきた小鯖達ですが、早速食べちゃいました。 釣り人に嫌われる小鯖ですがなぜでしょう? 多分、 ・釣りの場合は本命を釣る前に小鯖が釣れてしまう。 ・小さいので処理が面倒くさい。 ・食べても美味しくない。 あたりが理由ではないでしょうか?? 確かに釣りをしてるといくらでも釣れるし、かご釣りで真鯛なんかを狙ってても棚にエサが行く前に小鯖が釣れてしまったりして、釣りにならない事も多々あります。 そして食べても美味しくないとか、サバは生では食べれないとか思ってる方が多いと思います。 しかし、小鯖は美味しいです。 食べ方を知らないだけだと思います。 その代わりどうしても避けられないのが処理が大変だと言う事。 こればっかりは小物を食べるにはある程度量が必要だし、魚によっては小さい魚でもうろこを取らなきゃならないし、内臓も出さなきゃならない。 チマチマと手間がかかる事は間違いないです。 それでもちゃんと料理すると非常に美味しいので、釣りの後疲れてても頑張って処理しちゃうんです。 我が家では小魚は大体、空揚げにしてから南蛮漬け、マリネ、あんかけをかける、などして食べる事が多いです。 小魚でもやや大きい時は骨が気になるんで更に腹開きにして中骨を取り除きます。 手間がかかるんですけど本当に美味しいです。 ちなみに小鯖は小魚の中でもうろこが無いので、うろこを取る手間がなく少し楽だと思います。 最近は小鯖はやや大きくなってきたんで、お刺身にすると脂も少し乗ってて美味しいです。 今回は小鯖も2,30匹程度だったんで手で開いてお刺身にしちゃいました。 タッパに詰めて雑で見た目は悪いですが味は一緒です。 何気に少なく見えましたが、2.30匹分ありますので、持つとずしっと重みがあります。 でも、醤油と山葵でツルっと酒を飲みながら食べちゃいました。 釣りたての小鯖、お刺身は最高ですね。 旨味が強くとろける食感です。甘みすら感じます。 さて、よく聞かれるのが、生で食べて大丈夫なん??と。 まぁ自己責任で食べてくださいって感じですけど、実際大丈夫です。 但し大事なのは鮮度ですね。 サバはよく「サバの生き腐れ」なんて言われるほど鮮度落ちの早い魚です。 サバはあしが速いなんて言われますが、この鮮度落ちの事をいいます。 大サバは釣ったら血抜きをします。 私の場合は喉元と言うか、喉元に心臓から出る血管があるのですがそれをハサミで切って、海水につけておきます。 そして、そのまま放置しない事。 血抜きが出来たらすぐに海氷水にぶち込みます。 血抜きが出来てるかどうかわからない人は、1分海水につけたらクーラーにしまってください。 ちなみに海水氷じゃないとダメです。 よくクーラーボックスを汚したくないからと魚を袋に入れて氷はペットボトルや保冷剤なんかをクーラーボックスに入れてあったりします。 これだと魚は完全には冷えません。 常温よりはよっぽどいいですが、サバのようにあしの早い魚には向いてません。 必ず海水氷で冷やしてください。 小鯖の場合は血抜きもいらないので釣ったらそのまま海水氷に入れちゃいます。 生きたまま冷凍締めと言った所です。 こうして完全に釣りたてで氷で絞めた魚だからこそ生で食べれると思います。 ついでに言うなら私の大好きなソウダカツオも同じで、やっぱり鮮度と保冷が大事で、それがあるから生食のウズワ飯が食えるんです。 話がそれましたが、生では食えないとか、当たるとか言われてる、サバ、ソウダカツオですが、鮮度管理さえできてれば生でも全く問題ないです。 少なくとも釣りを始めて20年ぐらい経ちますが一度もあたった事は無いです。 むしろスーパーで買った刺身であたった事はあります。 基本的にはお腹が弱い方なので、当然当たりやすいのです。 そんな私が釣ってきた魚を生で食べてあたった事がないので、やはり魚の絞め方、持ち帰り方は間違ってないと思います。 何であれ自己責任で食べると言うのは大前提ですが、やっぱり魚は生食が一番だと思います。 そう考えるとやっぱり小鯖が生食できるのは釣り人の特権だと思います。 今日もごちそうさまでした。 [0回]PR